2012年7月17日火曜日

♬♬ ラ・バヤデール        <La Bayadere> ♬♬

バレエ ストーリー[17]

 

✪ 初演 : 1877年2月4日 マリインスキー・バレエ

✪ 音楽 : レオン・ミンクス

✪ 構成 : 3幕

✪ 背景 : 古代インド

✪ 主な登場人物 : ニキヤ
          ソロル
          ガムザッティ
          大僧正

 

✪ ストーリー :

古代インド。戦士ソロルは寺院の舞姫(バヤデール)であるニキヤとひそかに愛し合っている。一方、大僧正もニキヤに強く惹かれている。
藩王は、若き英雄であるソロルを娘ガムザッティと結婚させようとする。ガムザッティはソロルに心惹かれ、また彼も美しいガムザッティに惹かれ、結婚を承諾してしまう。しかし大僧正が現れ藩王にニキヤとの関係を告げ口する。話を聞いていたガムザッティはニキヤを呼びつけるが対立。父娘で彼女を殺害しようと憎悪の念を燃やす。
ガムザッティとソロルの婚約式。ニキヤは舞姫として悲しげに舞うが、受け取った花籠に仕込んであった毒蛇に咬まれて倒れてしまう。大僧正が我が物となるなら助けると告げるが、ニキヤは拒んで息絶える。
「影の王国」。ニキヤを裏切った罪悪感からソロルはアヘンを吸って眠りに落ちる。幻覚の中でバヤデール達の中にニキヤを見出して、愛を誓う。
ソロルとガムザッティの結婚式。ニキヤの亡霊が現れ、寺院が崩壊。人々は息絶え、ニキヤとソロルは永遠の世界に昇っていく。


✪ みどころ :

①プティパの初期作品
②ロシアにおける題名は 『バヤデルカ』
③3幕の「影の王国」
 バレエ・ブランの名作、一糸乱れぬ群舞の美しさ

0 件のコメント:

コメントを投稿