2012年7月12日木曜日

♬♬ オネーギン<Onegin> ♬♬

バレエ ストーリー[14]

 

✪ 初演 : 1965年4月13日 シュツットガルト・バレエ

✪ 音楽 : ピョートル・チャイコフスキー

✪ 構成 : 3幕

✪ 背景 : ロシアの田舎町

✪ 主な登場人物 : タチヤーナ
          オネーギン
          オリガ
          レンスキー

 

✪ ストーリー :

ロシアの田舎町に、地味で本と空想が好きな娘タチヤーナが母と妹オリガと暮らしていた。ある日、オリガの婚約者レンスキーが連れてきた友人、黒尽くめで垢抜けたオネーギンに、タチヤーナは一目で夢中になる。その晩、タチヤーナは自分の想いを長文の手紙に綴る。
しかしオネーギンは拒絶。手紙を破り、退屈しのぎにオリガを誘惑。それを見たレンスキーは怒り、オネーギンと撃ち合いになるが撃たれ命を落としてしまう。
その後オネーギンは良心の呵責に悩み、海外を放浪する。タチヤーナは以前から求婚されていた公爵と結婚する。
そして数年後、2人は再会。侯爵夫人となりその教養と人柄で社交界の華となっていたタチヤーナを見てやっと自分の想いに気付いたオネーギンは、求愛の手紙を送るが、拒絶されてしまうのだった。


✪ みどころ :

①原作はオペラ
 有名なオペラ楽曲に頼らず、別の楽曲を用いている
②バレエらしからぬ主役の2人
 地味な田舎娘のタチヤーナ、黒尽くめの教養人のオネーギン

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