バレエ ストーリー[13]
✪ 初演 : 1960年1月28日 ロイヤル・バレエ
✪ 音楽 : フェルディナン・エロルド
✪ 構成 : 2幕
✪ 背景 : フランスの田園
✪ 主な登場人物 : リーズ
シモーヌ
コーラス
アラン
✪ ストーリー :
初秋フランスの農村に、愛らしく快活な娘リーズが母親シモーヌと暮らしていた。リーズはコーラスと愛し合っているが、シモーヌは裕福なアラン(ちょっと間抜けな息子)と結婚させたがっている。ある雨の日、リーズはシモーヌの目を盗んでコーラスに会いに行こうとするが見つかり、ドアに鍵をかけられてしまう。鍵をポケットにしまったシモーヌは糸巻きを始めるが居眠りをしてしまい、2人は愛を語り合う。シモーヌが結婚のためアラン父子と公証人を呼びに行っいる間、リーズはコーラスとの幸せな生活を思い描き、それを見ていたコーラスが現れ、愛を誓う。そこへシモーヌ達が戻ってきて、見つかってしまう。しかし2人を見た公証人はコーラスとリーズこそ結婚させるべきだと諭し、ついにシモーヌは認める。
2人は皆に祝福されて結婚。アランはシモーヌの家に忍び込んで、なくしたと思っていたお気に入りの赤い傘を見つけてご機嫌で帰って行く。
✪ みどころ :
①元々は「ジゼル」と並び最古のバレエストーリー②直訳は「監督不行き届きの娘」
③邦題は 『リーズの結婚』
④母シモーヌ役は男性
リーズと真逆でドタバタの要素であるシモーヌ役は、基本的には男性が女装して踊る
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